化学の学習法㊙
夏までに理論化学をマスターしよう!
化学の受験勉強における最初の目標は「理論化学の完全理解」です。
理論化学で扱うモルの概念や比の概念の理解があいまいでは化学で高得点を取ることは不可能です。
そのため夏までに理論化学をマスターすることに全力を尽くして下さい。
無機化学は、理論化学の理解があいまいな場合には後回しにすることをオススメします。先に理論化学部分を理解てから無機化学分野を学習しましょう。
有機化学分野は暗記要素の強い分野ですが、解法パターンのinputと教科書傍用問題集などでのoutputを合わせて実施することで効率よくマスターしていきましょう。
予習について
原則予習は不要ですが、その日に何を勉強するのかということは,テキストに目を通し,その内容を確認しておいてください。
学校で既習の範囲については問題を解いた上で授業に臨んでもよいですが、予習には時間をかけず前回内容の復習を重視しましょう。
授業について
板書を機械的に写すのに終始しないように気をつけてください。基本事項の講義内容は集中して聞き、「なるほど、そうなのか」と思った部分は板書されていなくてもメモを取るようにしましょう。
また、計算問題においてはひとつひとつの計算の意味をしっかりと理解することに重点を置いて下さい。そして、ただ講義を聞くだけでなく、自分の手を動かして計算過程を追っていくことを必ず実施してください。
化学は手を動かして問題を解くことで理解が深まっていく科目です。
復習について
まず解き直してみましょう。解けない問題がある場合には必ずまとめ部分を見直し、場合によっては先生に質問してください。
計算問題はひとつひとつの計算の意味を確認しつつ最後まで解ききってください。解けなかった問題は印を付けておき、再度の復習に備えましょう。
一部の知識問題を除き、化学は問題演習を通じて解法をマスターすることが即、入試での得点力につながります。やたらと問題集に手を出すよりも、テキストの質の良い問題を繰り返し解くことで解法を身につけましょう。
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